終生飼養
猫は、単独で狩をする生活をしていた習性を強く残すため、犬のようにリーダーや仲間を強く求めません。しかし個体差が大きく個性の強い動物なので、飼養者や同居動物とのスキンシップを好む猫もいます。犬と比べると感情表現が明瞭でないことが多く、マイペースで喜怒哀楽に欠けるように思われがちですが、動作や表情の一つひとつを注意して見つめていれば、猫のこまやかな感情が見えてくるはずです。
「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」では「猫の所有者は、疾病の感染防止、不慮の事故防止等、猫の健康と安全の保持の観点から屋内飼養に努める」と定められています。
猫にとって屋外は治療が困難な感染症や交通事故などの危険が多く、また糞尿などで周囲に迷惑をかける場合があり、猫をあらゆる危険から守り、誰からも愛され安心して暮らせるには、室内飼養が最適な飼養方法と考えられます。室外で飼養している猫は、少しずつ室内飼育に移行させるよう努めましょう。
猫は平面の広さよりも高さを求めますので、その高さは室内でも十分に工夫できます。本棚を組み合わせて階段を作ったり、キャットタワーを利用したりするなど、高さのある空間を演出し、高いところに猫が登っても安全なように工夫します。また、かじられたり引っかかれたりして困るものは排除します。木登り用のポールも良いでしょう。
環境づくり
①採光、換気、通気が良い事
②十分な運動量を確保する事
③一定の給餌、排泄、グルーミング(毛づくろい)の場所を設ける事
④猫のいたずらや爪とぎ対策
危険が推定できる器具、道具等の対策
爪とぎ板の工夫(市販品や手作り品)
食器
適当な深さがあり、安定感があるものを食事用と水用の2つ
食事
「総合栄養食」と表示されているもの子猫は月齢に合わせて子猫用。特別治療食は、動物病院で相談
寝場所
快適で安心できる場所を。猫用の寝床を猫の好みそうな場所におくのも良いでしょう。
キャリーバッグ
動物病院などに外出する時にベッド代わりに。風通しや温度にも十分に気配りを。
おもちゃ
物を飲み込む危険があるので飲み込まない大きさや形のものを選ぶ。
衛星用品
爪切りやブラシなど日常のケア用品。目脂(めやに)をとる脱脂綿やガーゼなど。爪切りは先の方だけカットする。深く切り過ぎないよう特に注意(神経が通っている)
日ごろの手入れ
ここに猫の日ごろの手入れに関する内容を入力しまうす。
歳をとったら
ここに猫の飼い方の歳をとったらに関する内容を入力します。
Q&A
ねこの飼養及び保管に関する基準
1. ねこの所有者等は、周辺環境に応じた適切な飼養及び保管を行うことにより人に迷惑を及ぼすことのないよう努めること
2. ねこの所有者等は、疾病の感染防止、不慮の事故防止等ねこの健康と安全の保持の観点から、屋内飼養に努めるものとし、屋内飼養以外の方法により飼養する場合にあっては、屋外での疾病の感染、不慮の事故防止等ねこの健康と安全の保持に十分な配慮を行うこと
3. ねこの所有者は、繁殖制限に係る共通基準によるほか、屋内飼養によらない場合にあっては、原則として、去勢手術、不妊手術等繁殖制限の措置を講じること
4. ねこの所有者は、やむを得ずねこを継続して飼養することができなくなった場合には、適正に飼養することのできる者に当該ねこを譲渡するように努め、新たな飼養者を見いだすことができない場合に限り、都道府県等に引取りを求めること
5. ねこの所有者は、子ねこの譲渡に当たっては、特別の場合を除き、離乳前に譲渡しないように努めるとともに、その社会化が十分に図られた後に譲渡するよう努めること。また、譲渡を受ける者に対し、社会化に関する情報を提供するよう努めること